第5回 これからの音楽教育を考える会 開催決定
2023年11月9日(木)10:00~12:00(予定)
会場:オンライン(Zoom)
参加費:無料、要申込
対象:テーマに関心のある方はどなたでも歓迎
「これからの音楽教育を考える会」は、学校クラスコンサートや独自のアウトリーチ事業へのご出演・コーディネートのご経験がある方や、官民連携教育にご関心をお持ちの方々を集め、これからの教育に民間の音楽人材が貢献していく方法を学び合う場をつくりたいという想いから開催し、これまでさまざまなテーマを取り上げています。昨秋の開催では「学校へ行けない・行かない子どもたち」として不登校をテーマにディスカッションを行ったり、広く社会の中での音楽教育について意見交換をしてまいりました。
今回は、子どもの貧困・機会格差の課題に挑む公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(CFC)のスタッフの皆さんをゲストにお迎えし、子どもの「体験格差」について考えていきます。
長年、経済的な困難を抱える家庭の子どもたちを対象に無料で塾や習い事に通える「スタディ・クーポン」事業を届けてきたCFCが、2023年新たに立ち上げたのが、「体験」に特化した支援事業「ハロカル」。学校の勉強や進学に係る学習とは異なる、子どもたちの多様な成長の形を支援するため、提携するスポーツクラブや音楽教室に無料で通えるクーポンを提供する事業です。
「子どもがピアノを習いたがっているけれど、経済的事情で教室に通わせてあげられない」。CFCの調査では、ピアノだけでなく様々な習い事や体験の不足に関して、実際にたくさんのご家庭からこのような声が届いています。こうした状況の子どもたちに、今必要な支援とは?ピアノ教育・民間教育の現場にいる皆様に、ぜひ聞いていただきたいセッションです。
皆様のご参加をお待ちしております。
経済状況や一人ひとりの特性に関わらず、子どもたちを多様な学びの機会によって包摂できる社会を目指し、2011年に設立。経済的な困難を抱える家庭の子どもたちが無料で塾や習い事に通うことができる「スタディ・クーポン」事業を全国各地で展開し、年間700名以上の子どもたちに機会を提供している。スタディ・クーポンの多くが「塾」に使用されるのに対し、スポーツや音楽教室などの「体験」にも家庭の経済状況によって格差が生まれやすいことに着眼し、2023年新たに「体験」の支援に特化した事業「ハロカル」をスタート。事業公開に先立って実施された「子どもの『体験格差』実態調査」のレポートが注目を集めている。
チャンス・フォー・チルドレン ウェブサイト「ハロカル」ウェブサイト
「子どもの体験格差実態調査」レポート
これからの音楽教育を考える会レポート(2022~2023)
ピティナ会員や支部・ステーションが展開する「ピアノをもっと世の中にひらいていく」企画を公募します。地域で企画を展開している・これから展開を考えている方、その輪を繋いで「一緒にみんなで、ピアノでわくわくしたい!」という方は、ぜひ下記のフォームから企画の詳細をお知らせください。
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